「めちゃめちゃ硬い!」「前屈で手が地面につかない!」という人、あきらめないで!

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体が硬いと不利だと思われている運動や競技

3.バク転

バク転は「後方倒立回転跳び」、あるいは「後転跳び」などといいます。

実際にテレビで体操選手やアイドル歌手の人達が、鮮やかなバク転をしているのを目の当たりにした事がある方も多いはずです。

あれだけ体を反って後方に回るわけですから、入念な準備体操は必要ですし、当然ながら体が硬い事はそれだけ不利な材料になるといっても過言ではありません。

しかし、単体でバク転だけマスターしたい場合に、どこまで柔軟さが必要なのか、考えた事ありますか?

 

バク転したい人によくある疑問と悩み

「バク転をやってみたいけど、どうしてもできない」と思われている方は、恐らく以下の事で悩まれている方が多いのではないでしょうか?

・体が反らない
・体が柔らかくない

確かに、どちらの要素もバク転をする上では必要ですが、それも”ある程度”備わっていれば良い事です。

極端な話、ある2か所さえ柔らかければバク転はできてしまいます。

では、どこが柔らかければ良いのでしょうか?

 

バク転の動作 ”だけ” を考えれば、必要な柔軟さは首と肩のみ

バク転はアクロバットや体操競技といったジャンルに存在する、多くの技の一つに過ぎません。

また、柔軟性が必要といっても、バク転に特化した動作だけに焦点を置いた場合、開脚のような動作はあまりバク転には直結しません(まったく不要というわけではありませんが)。

 

バク転の動作において、柔軟性が特に必要な部位は首・肩の2つです。首と肩が硬いと回転の準備に大きな妨げとなります。

まず、首が反らない事には肩が上がりませんし、肩が上がらない事には腕も回らず、背中・腰など下半身も反りにくくなります。

そうなると、バク転で必要な「手で地面を突き放す」事ができず、下手をすれば頭から着地、という痛い目に。

 

しかし、バク転に到達するまでの練習というのは、体を回転させるという動作に慣れるために、一見必要のなさそうな事もたくさん行います。

バク転の習得を目的とした、ある教則本によれば、開脚前転や側転といった回転技も練習メニューに取り入れられていました。全身の柔軟さが求められるのは、むしろこれらの練習を行う時に必要になってきます。

 

バク転をするには首・肩さえ柔らかくしていれば良い、というのはあくまで理屈であって、実際には体が後ろに倒れる事の恐怖感だったり、綺麗に体が回って体がブレずに着地したり、こういった事を克服するには、上記のような、バク転には一見関係のなさそうな練習も必要になります。

 

バク転に限らず、”回転”を行うための体幹バランスを養うためには、これらを取り入れてあらゆる動作から攻めて行く事で、最終的には有利になってくるのです。

 

バク転だけで済みますか?

実は私(サイト管理人:forgotch)も、バク転経験者です。

私の場合、小学校の高学年の頃にバク転をマスターしたのですが、当時は人気者になりたい一心で練習していたのを覚えています(笑)。

なので、上記の記事は私の体験をもとに書かれた部分も多々あります。それを踏まえて言わせていただくと、バク転をマスターしたら、次の技もマスターしたくなります

 

これは私の経験ですが、バク転をマスターしただけでは満足はせず、次はロンダートを入れてみようとか、倒立から跳ねあがってバク転につなげてみようとか、色々とバリエーションを増やしたくなるものです。

また、バク転にとどまらず、側宙(側方宙返り。手を使ない側転ですね)やバク宙に挑戦してみたり・・・。

 

その時に、全身の柔軟さが必ず必要になってきます。

「とりあえず、今はバク転だけマスターできればいいや」と考えられている方も、体を最低限ほぐしておく事は忘れないようにしてください。

 

また、全てのスポーツにおいて体が柔軟であることは怪我の防止に役立ちます。ストレッチや柔軟体操でしっかりと全身のケアをしてくださいね。